第10回年次大会及びワークショップ(2022/3/12-13)を開催いたします@オンライン | 日本動機づけ面接学会

2021.12.16

第10回年次大会及びワークショップ(2022/3/12-13)を開催いたします@オンライン

年次大会及びワークショップのご案内です。(申込締切り2022年2月末日) 

今回もオンラインでの開催となります。

 

大会及びワークショップご案内資料(PDF)はこちら

 

■一般社団法人日本動機づけ面接協会第 10回大会 2022年3月12日(土)及び13日(日) 14~17時(2日間)                  

タイトル「MIのサイエンス」 

–「私たちは本当に役に立っているのか?言語の機能とは」–

 

大会長  原井宏明 (原井クリニック)

コロナ禍の収束が見越せない中、第10回大会も昨年に引き続き、オンライン開催となりました。ソーシャル・ディスタンスという言葉が不要になるのはまだ先のようです。一方、物理的接近が難しくなった分だけ、言語的コミュケーションの重要性が増してきたようです。コミュニケーション技術を改善する方法としての動機づけ面接の有用性が多方面から認識されるようになり「習得する機会がほしい」や「技能を評価をしてほしい」に加えて「IT技術と組み合わせたい」という依頼も聞くようになりました。

JAMIの代表理事である私としては、こうした依頼に応えることは責務の一つです。同時に自分のアイデンティティを行動療法家としている人間としては、言語的コミュケーションとは何か、行動と同じなのか違うのか、今ここでキーボードで叩くと画面に出てくる黒い滲みはシンボルか言語か、それとも行動かとあらためて考えてしまいます。

今回のプログラムはいつもより基礎的な話題になります。コミュニケーションについての研究者と行動分析学の研究者・臨床家をお招きして私の疑問に答えを出す機会になるようにしました。これがみなさんの疑問とも重なれば良いと祈っております。

一般演題では長めの時間をとった小ワークショップも可能になるように考えています。ぜひ、多くの方にご発表いただけますよう大会長としてお願い申し上げます。

 

 

1日目 1417

・一般演題

・講演  中野有紀子 成蹊大学理工学部

 「社会的信号処理に基づくコミュニケーション支援」

・JAMIからのお知らせ 「トレーナー検定について」

2日目 1417

・特別講演 坂上貴之 慶應義塾大学文学部  日本心理学会理事長

 「行動分析学への招待」

・シンポジウム 「動機づけ面接と言語行動分析」

  指定討論者 坂上貴之 慶應義塾大学文学部

  奥田健次 学校法人西軽井沢学園

   「ユーモアを使った「反いじめ」アライアンスプロジェクト」

  原井宏明 原井クリニック

   「動機づけ面接の研究者と行動分析学」

 

■海外招聘 MI2DAYワークショップ:動機づけ面接の成果を高めるセラピストのスキルとは?(通訳付き)

 2022年3月12日(土)及び13日(日) 9~12時(2日間)  オンラインにて開催

講師:テレサ・B・モイヤーズ博士(ニューメキシコ大学心理学教授、臨床心理士)

このワークショップでは,動機づけ面接を含む多くの種類の治療において,より良い結果に関連するセラピストの特性や行動に焦点を当てます。 これらのスキルの中には,すでにMIの実践の中心となっているもの(共感性)もあれば,MIの視点ではほとんど議論されたことのないもの(真正性)もあります。

 

■1級技能検定も同時に受付いたします。「認定資格と単位取得」PAGEをご確認ください。

 

■「年次大会及びワークショップ」お申込について

お申込は「お問い合わせ・お申し込みフォーム」より受付いたします。★お申込受理後、事務局より確認メールを順次お送りいたします。お申込の際には、確実に連絡のとれるメールアドレスをご登録ください。

 

**オンライン参加するにあたり「注意事項」ですので、下記を御確認ください**

ご自身のPCやスマホにてインターネット接続環境を整え、登録された貴殿メールアドレスへ開催2日前までにお送りするURLを、開催日時になりましたらクリックし参加してください。当日PCカメラとマイクが使えることも参加条件となります。参加中インターネット接続状況などにより、音声や映像が乱れることも想定されますが、予めご容赦くださいませ。